http://www.zakzak.co.jp/spo/2005_06/s2005062104.html

巨人の若き守護神として、ようやく芽が出てきた木佐貫に変化が見え始めた。突然、ヤル気を見せているのだ。

 横浜戦の行われる静岡へバスで移動するために20日、ジャイアンツ球場に姿を見せた木佐貫は、一風変わったTシャツを着ていた。
胸にはアルファベットで「ポルノグラフィティ」。普段は、「黒系統の服が好きですね。
シンプルでいいですから」と、目立つファッションには興味がなかったはず。その木佐貫が胸に「ポルノ−」だ。

 心境の変化を直撃すると、「実はきのう、カミさんとこれ(ポルノグラフィティ)のコンサートに行ってきたんですよ。
その時にもらったものを今日は着てきたんです」と、テレながら明かした。

 これまでは、「氣志團」や「東京プリン」など、どちらかといえばマニアックなアーティストが好きだった木佐貫が、
若い世代ではやりのビジュアル系「ポルノグラフィティ」に目覚めた? とんでもない。
実は明子夫人のお気に入りなのだ。その証拠に「奥さんが好きなの?」と聞かれるとコクリ。

 さらに、木佐貫の車の助手席には、「ピコピコハンマー」が備えられている。
「助手席に座る人(明子夫人)があきないように置いてあるんです」とうれしそうに話す。
最近はすっかり夫人のペースから抜け出せないでいる。

 上司の阿波野投手コーチは、「同郷の幼なじみということもあって、彼の性格から故郷のおいしいものまで、すべて知っている。
これほど支えになるものはないよ」と、内助の功を歓迎する。
木佐貫も、しっかり者の女房に尻を叩かれることで奮起したというわけだ。

 これまでは、きまじめさばかりが目立ち、メンタル面の弱さを指摘されてきた。
だが、明子夫人の力は、木佐貫をハニワから“大魔神”に変身させた。
「(木佐貫ヒロシです。嫁さんもらって強くなったとです!!」

いろいろ言いたいけどあえてひとつだけ。
ポルノはビジュアル系じゃありません