2004.12.23 大阪公演2日目

★PORNO GRAFFITTI 5TH ANNIVERSARY SPECIAL LIVE "PURPLE'S"★

外は午前から曇り空。
さすがポルノグラフィティ。ばっちり雨バンドぶりを発揮してくれそうな天候。 自宅で「天気職人」を聴いてから家を出ました。
天王寺」→「JR大阪環状線内回り」→「大阪城公園駅」

僕が大阪城公園についたときは1時過ぎだったので人はまだ少なかったです。
駅からホールまでの500mほどの道で路上ライブ(ダンス)をしてる人たちを横目にとりあえずホールの前まで行ってみる。
「あぁ、5時間後にポルノのメンバーに会える」と思うと今から緊張・・・
入口はまだ立入禁止だし、立ち見の人たちの列を見てるのもあれなのでちょっと周辺を冒険してみることにしました。
 
道を渡ったところでマクドナルドを発見、ちょうどいいやお腹すいてた。
外から店を覗くと「・・・あれ・・・?」。店内改装中でした(ノ∀`)アイターw。
なんかどうしてもビッグマックが食べたくなってきたのでまだまだ歩きまわってみることに。
ひたすら大阪城公園とは反対の方向に歩いて行くと突然知らん人に話しかけられた。
「$%&!”$駅はどこデスカ?」
・・・よぅわからん、どうやら外国の人っぽい。アジア系の顔だから韓国人か?
日本語で「ちょっとわかりません・・・」って言ったけど通じず・・・
しょうがないから簡単に英語で「Sorry.I don't understand well.」って言っておきました。更にわからんかったかも。
気を取り直してひたすら歩く。気づけばそこは京橋駅ですって!隣の駅まで来ちゃったよ・・・w
辺りを見渡すとマックのロゴが!店に入ると超満員でした。あーヤダヤダ。
店内は満席だったので、しょうがないからテイクアウトして大阪城公園で食べることに。
往復1時間くらいかけて公園に戻ってきました。ベンチで袋を開けると紙が入ってない事に気づく。
・・・あーヤダヤダ。しょうがないから直接手で食べる。女の子と来てなくて良かった。(そのあとちゃんとトイレで手を洗いました。
 
2時20分。正面入口に戻ると人だかりが。そうかライブグッズの先行販売が3時から始まるんだった。
それにしても並びだすのが早くないかい?しかも女の子がやけに多くないかい?
前に並んでいる人が男性だったので迷わず後ろについて並びました。僕のことを金魚の糞と呼んでください。
僕の後ろには中学生と見られる男の子が。よかった、仲間だ。
2時50分。隣に並んでる女の子2人組が「ライオンやるのかなぁ?」「あたし、アキヒトとモンキーダンスしたい☆」
などのポルノマニア的な会話をしてるのを聞いて一人でニヤける。そりゃファンだもの、当たり前のことなんだけど。
よく見ると周りの人がケータイにつけてるストラップは会員限定のものでした。ばっちり僕もつけてます。みんな仲間だ。
3時。ゲートが開いてみんな一斉に販売所へ。女の子に押し囲まれるのは初めて。
ものすごい腕とか腰とか背中とか胸とかあたってます。もうみんな必死です。
セクハラ扱いされないように腕も上に挙げ気味にしてました。結構大変ですのよ。
だって、見渡す限り女の子ですもん。もうちょっと待ってから並べばよかった・・・。
かなり前の方に並んでたのに購入できたのは販売開始から15分後くらいでした。
僕が買ったものは

・マフラー★タオル ¥.1500 デザインが素敵です。
・キャンドル ¥.1000 これはお土産です。僕が使うんじゃないですよ
・携帯ストラップ ¥.1000 明日からケータイにつけるし。
・ショルダーバッグ ¥.500 荷物が多くなった&記念に購入。
・ラッキー★ピック×3 ¥.各500 計1500 なんか勢いで3つも買っちゃった。

総額¥5500。当初3000円で済まそうと思ってたけど僕の前の女の子が1万4000円も買ってたので変に対抗意識が芽生えちゃったw
ピックは「ミュージック・アワー」「音のない森」「アキヒト(シークレット)」が当たった。欲を言えば「アゲハ蝶」が欲しかったなぁ。
グッズを買い終わって時間をみると時刻は3時半。会場まで1時間半もあるよ!そろそろ退屈に(寂しく)なってきた。
iPod miniに入れてきたRED'SとBLUE'Sで予習することにした。どうせ他にすることもないし(ぁ
 
5時。開場に向けて、ホールの階段の下に列が出現。流れに身を任せて一緒に並ぶことに。
あたりも暗くなってきて風も出てきた。寒い・・・。はやく中に入れてくれ。
チケットを切る女性スタッフがサンタの格好してスタンバイ。ちょっと萌えた。
入口でチケット切って、バッグ開いてチェックされてアリーナの方への通路を歩く。
みんな駆け足でおもしろい。まだ開演まで1時間も時間あるのにね(っていいながら僕もやや駆け足。
アリーナに抜ける扉の前でもう一度チケットチェックされました。
さぁ、扉の向こうはいよいよライブ会場です。はやくも緊張!
 
場内に入るとスモークがたかれていてBGMにデジタルビートな曲(?)がエンドレスで流れてました。
とりあえず席を探さなくちゃ。アリーナ21列24番・・・
あった。・・・近い!近い!近い!近い!!近すぎるよ!!
今回のライブのステージはこんな感じ↓

今回のライブでは初めてアリーナのど真ん中に花道がセットされていて僕の席は花道の真横でした。
そして目玉はなんといってもステージのネットLED!かなりデカイヨ、コレ。
花道の先端には☆の形をしたステージがありました。なんかアイドルのコンサートっぽい。一応バンドなんだけど・・・。
僕の座席はベースのもりお側、それでもギターのハルイチの辺りまで丸見えなスペシャルな位置でした。
5時30分。だんだん会場の席が埋まってくる。緑のレーザーライトがリズムを描いています。
まわりを見渡すと今回のライブグッズの「ポルノ」と描かれたパープルライブTシャツを着ている人もちらほら。
中にはジョーズのかぶりものを被った人やクリスマスサンタのコスをした人、74ersのTシャツを着た人もちらほら。
全体的に女性二人組が多かったかな。あとは親子連れなど(ハガレン効果?)・・・一人で来てる人とカップルは意外と少なかったです。
6時。まだ始まらない、ちょっと遅れてるんだろうか?そわそわ・・・
しばらくすると「大変長らくお待たせしました。まもなく開演です。」のアナウンス。10分押していよいよスタート!
5thライブツアーはTHE THRILL、6thライブツアーは東京メッツが共演していたので
ポルノグラフィティワンマンライブは実に、Cupidツアー以来。
しかも新生ポルノの初のワンマンライブ(FCUW2は別として)とあって自然とテンション上がってきました。よし、かかってこい!
 
場内がざわめくなか照明が暗転。みんな自然に「キャー!」と叫び出す。僕も混ざってキャー!って叫びたかった。でもちょっと恥ずかしいよ。
ステージのスクリーンが一瞬光ってから嵐の映像が流れる。この時点でもうみんな総立ち!
嵐の映像が1,2分?流れた後はRED'SとBLUE'Sの中ジャケットのMarcelaさんとNick Pottsさんの顔が両スクリーンに映し出されてインストの曲が流れ出してくる。
もうね、このSEもすごくてね。断片的に加工された音のロンリロンリーって聴こえてきたり、サウダージのイントロのヴァイオリン部分の音が使われてるの。
その映像とともにサポートメンバーが登場してそれぞれの楽器をスタンバイ。サポメンはただすけ、もりお、NAOTO、ポンプさん、Nang-Changの順に並んでました。
ところでメンバーはどこだ?
スクリーンの映像はRED'SとBLUE'Sが重なるように中央のスクリーンに動いていく。
中央のスクリーンのど真ん中でRED'SとBLUE'Sのジャケット写真が重なってあたらしいPURPLE'Sの顔に変身
(BEST盤のジャケットのアップルの部分がなっているもの)
その瞬間、花道の先端の☆が輝いて☆の下からアキヒトとハルイチが直立不動であがってきました!かっこ良すぎです!場内騒然!
アイドルのコンサートみたいな演出にみんな驚きと感動。僕の席からメンバーまで10mあるかないかの距離だったので
かなり鮮明に見えました。僕も興奮しまくり!ステージに上がりきるとハルイチがギターを掻き鳴らしだしてライブモード突入!
アキヒトは下から手招きして「カモン」「カモン」って合図してました。みんな見てますってw
[M-1ミュージック・アワー]
DJのイントロはナシでいきなりギターから入っていくライブバージョン。テンションの高いイントロとアキヒトの煽りで場内は夏のように熱く盛り上がる。
☆のステージの上で気持ちよさそうにギターを弾くハルイチがめちゃくちゃカッコ良かった。アヒル口が鮮明に見えたのも良かった。
☆のステージ自体はそんなに大きくないのでハルイチとアキヒトの距離も近いんだけど何より今回のライブはアリーナとも近い!
「君が胸を焦がすから〜♪」からのサビの部分でお決まりの振り付けの右手を「→←→←↑↓↑↓」する動作が(文字に起こすとダンレボみたい
もちろん僕もやりましたよ。まわりに合わせるんじゃなくて自分の意志で。
ただ、初めて参加する人が多くて揃ってなかったのが残念かな。当然ポルノTシャツを着てる人は完璧です(笑)
☆ステージ上でM・アワを歌い終わると二人は歩いてステージに向かいました。
遠くなっていくよぉ・・・と思ったけどさすがアリーナ、やっぱり近いわ。メンバーどころかサポメンまでばっちり鮮明に見えます。
ステージに戻ると次の曲[M-2:まほろば○△]に。
メランコリックで軽快なこの曲、BEST盤のシングル曲以外の中で一番好きなんだよね。もう嬉しすぎです。
あ、なんか涙出てきた。感動するの早いよ自分。会場はますますヒートアップして跳ぶ人、腕振り回す人がたくさん。
やっぱり生のライブって楽しいね。もっと裸でタブーを泳ぎたい気分です。
感想部分ではリズムにあわせて「んっちゃ!んっちゃ!(アラレちゃんじゃないよ)」とクラップするのが楽しかった。
右隣のおっちゃんは腕挙げてらっしゃるwここはみんな揃えようよ・・・と思いながら左隣の女の子と一緒にクラップしました。
あっという間に2曲が終わって、しばしの沈黙。もう失神しかけの僕。
 
MCを入れずに3曲目の[M-3:フィルムズ]のイントロが。
出だしの「さよならの意味を知らない子供らが〜♪」がすごく鮮明に透き通るように耳に入ってきてまた感動。
BEST盤収録の未発表曲2曲を序盤で解き放ってしまうポルノらしさに感服しながらしんみり聴いた。
この曲の時はみんな静かに聴いてたと思います。ポルノの「動」と「静」の曲の中でもどっちつかずというか
とても濃度の濃い「静」の中に同居してる激しさみたいなポルノロック・バラードに酔いしれてました。
紅い照明も曲に合ってて良かったです。(実際合わせてるんだけどね・・・
聴かせる曲はばっちり聴かせるポルノライブ。最高です。
 
曲が終わると、ここでMC。
アキヒト:「大阪!」
観客:「Yeah!」
アキヒト:「大阪!!」
観客:「Yeah!!」
アキヒト:「やっぱ大阪はえぇね!」
などのやり取りの後、お決まりの
アキヒト:「わしらが!ポルノグラフィティじゃっっ!!!!」
会場はもう最大の歓声が響き渡る。
アキヒト:「わしらのデビュー5周年のライブに来てくれてありがとう!」
「デビュー5周年記念special liveということでわしらもめちゃめちゃ気合入っとるんでみんな暴れて帰りましょうっ!」の後、暗転。
 
ただすけのキーボードが高音の一定の音を奏でてドラムが「ダダダダダダ・・・」。
一瞬、何の曲がわからなかったけどNAOTOが「ちゃららららららららら〜〜ん」とバイオリンで始まった
この曲は[M-4:サウダージ]。生で聴くとヤバイ。
失恋をしたときに何回も聴いた記憶が蘇ってきた。あかんって、ほらまた涙出てきた。
それよりあの早口をミスらずにさらっと謳えるアキヒトが改めてすごいという事を再確認できた。すばらしいです。
アウトロのコーラスをファルセットで謳うアキヒトかっけぇ!カッコ良すぎだよ!男でもうっとりしちゃうよ!
ポルノの代表曲のひとつである「サウダージ」だけど、やっぱ時を重ねるごとに一つずつ進化してるのがわかる。
さらに時を重ねて今後どういうアレンジするのかが楽しみ。個人的に僕らの音楽で披露した「サウダージ’04」が
一番好きなアレンジだったりする、DtourStyleも結構好き。今回のアレンジは原曲をあまり崩さずに
深みを追求したアレンジで良かった。照明も哀愁漂わせていたし。
 
5曲目の[M-5:天気職人]は意外でした。演ると思ってなかった。そりゃ、ベストの後に2枚シングル出してるからその中のc/w曲は来ると思ってたけど
「シスター」からはアップテンポなライブ向けの「Human Being」が来ると思ってた。
そういえば朝から危なかった天気は2時過ぎにぽろっと雨が降ってすぐ止みました。 天気職人が気を利かせてくれたようです。
この曲は会報017「FANCLUB UNDERWORLD2」のレポートにも書いてあったけど
FCUW2ではアウトロに生の口笛を入れたそうなんでアウトロに注意しながら聴いてました。
でもあまり聴こえず、口笛吹いてたかどうかさえ定かでありません・・・。ちゃんと見えなかったし。
 
天気職人が終わると[M-6:愛が呼ぶほうへ]に。
去年のツアー「74ers」ではグランドピアノをセッティングして歌ってたのが印象的すぎたので今回はどうだろう?って思ってたけど
今回はただすけがキーボードで始まりました。
この曲でアキヒトが歌詞ミス。2番の歌詞の「君は知っているだろうか?」の部分を「ぼ・く・は知っているだろうか〜?」
って歌ってたのがおもしろかったです。自問してどうする(笑)
この曲、ラストのサビは原曲同様キーが上がるんですがまたここで泣けてきました。
このラストのサビの部分がヒジョーに感動的なんです。となりの女の子は平然としてたのがなんか悔しかった。
 
愛の歌の次は恋の歌[M-7:Sheep〜song of teenage love soldier〜]
NAOTOのヴァイオリンが軽快に鳴り響く中みんな踊ってました。当然僕も跳んじゃってました。
7曲目ともなると恥ずかしさなんてもうないよ。はっちゃけちゃったよ。もう何でもアリよ!
そういえばアキヒトが途中で歌詞がとんじゃって片手で頭抱えながら客席にもう片手広げて
「ちょっとたんま!」やってるポーズがかわいかった。やっぱポルノはアップテンポがよく似合う。
それにしても僕はアキヒトしか見てないなぁ・・・ハルイチ、ごめんね。
 
そして叫びのお時間[M-8:Century Lovers]が登場。
もっと後かと思ったけど前半戦で出てくるのは意外だった。
アキヒト:「叫ぶ時間が来たよー。叫ばんやつは・・・死刑!!」
会場全体が「キャー!!!」みんな死にたいみたいw
こうして定番の「エーヴィバーディセ〜〜ィ!!」「フーッフーッ!」が始まりました。
スクリーンには観客がフーフーを叫ぶ時に青い文字で「EVERYBODY SAY」の文字が。わかりやすくて大変よろしい。
何回かやったあと。アキヒトが「ダメ!」って怒る(笑)そりゃ怒るわな。みんなやってへんもん。みんな死刑にされたいもん(笑)
アキヒトが初参戦の人がいることに気付いて詳しく説明w「『フーフーでもフォーフォー』でもぇぇからそれらしいモン出せ!」だってさ
まぁ、この曲は勢いが大切ですから・・・また全体で「エーヴィバーディセ〜〜イ!!」「フッーフッー」どっかの宗教みたいだ。
「ダメ!!!!」また怒るアキヒト。「サボっとるやつがおる。先生怒るで!?」 僕もあんまりやってないです。どーもすいませんです。
「ちょっと分けてやろか。星の先端で分けて…まずこっち!」と僕のいる方(ステージから見て右側)のみなさんで「フー!フー!」
「あれ?できとるじゃん!じゃ、こっちか!(左側)」と反対方向に走っていくアキヒト先生。
「エーヴィバーディセ〜〜イ!!」「フーッ!フーッ!」
「あれれ!?みんなできとるじゃん!わしの勘違い?」と会場を笑わせるアキヒト先生。面白すぎです(このおもしろさを伝える文章力がないのが残念
そしてみんなでもう一回「エーヴィバーディセ〜〜イ!!」「フーッフーッ!」
「エーヴィバーディセ〜〜イ!!ラストスリー!」「フーッフーッ!!」
「エーヴィバーディセ〜〜イ!!ラストツー!!」「フーッ!フーッ!!」
「エーヴィバーディセ〜〜イ!!ラストォ!!!!」「フーッ!フーッ!!」
「セェ〜ンチュリィラヴァァァズ〜〜♪」とシャウトしたあと前方から銀の紙吹雪が!びっくりした!予想してたけどびっくりした!
しかし、こんだけみんなでフーッフーッって冷ましたのに会場の熱は冷めることなくますます上がっていく。
この感じ、この一体感が僕はライブを生で感じる上で欠かせないと思う。やばいまた涙でてきた、今日の僕はダメだなぁ。
どこの部分か忘れたけど歌詞をばっちり間違えてたアキヒト君。確か去年のライブでも間違えてたよね?この曲とジレンマは勢いでイってるからしょうがないなぁ。
アキヒトが歌いながらステージ左で股間に手を当てクネクネするお得意の股間パフォーマンスを披露wかなりエロチックです・・・。
やっぱセンラバは盛り上がる、1stアルバム「ロマンチスト・エゴイスト」の中で一番好きだー!!壊れてキター!!
この曲はライブ慣れしてるからサポメンも余裕もって暴れてる感じが好き。ポンプさんもばっちり文字に出来ないような叩き方してくれました。
聴いてるこっちも楽しいけど演ってるみなさんも楽しいんだろうなぁと思いながら暴れてる僕。
両脇にはテンションの高いおっちゃんと落ち着いた女の子。構図的に「逆だろ!」と思いながら僕は僕なりに楽しんでました。
 
前半ラストは[M-9:アポロ]
僕らの音楽で披露した「アポロ’04」ではなくちゃんとロケットの効果音から始まりました。
この効果音はちょっとアレンジしてくれてもよかったなぁって思った(贅沢言うな
5年前にこれ聴いてファンになったんだなぁと思うとまた涙出てきた。もう勘弁してくれ。
やっぱり通常のツアーじゃなくてSpecial Liveだと曲の構成も凝っててファンには嬉しいサプライズがありますね。
5年前とは歌い方が多少違うから新鮮味がある。ポルノの5年間を振り返るのにはやっぱデビュー曲がよろしいね。
熱く、丁寧に謳ってくれました。やっぱアポロはジャズアレンジよりこっちが素敵。
スクリーンにはPVに登場した「PORNO GRAFFITTI APOLLO」の文字が。
 
ここでMC
アキヒトが段取りを忘れ、
ハルイチが「わしが昨日寝ずに考えたMCをアキヒトがすっとばした」と文句。
でもセンラバあたりで機嫌は直ったらしい。
アキヒトが「素ですまん!」と言って土下座。場内爆笑。
そんなやり取りの後、
アキヒト:「明日(12/24)はビッグイベントですね」
「わしらがみんなにクリスマス・プレゼントあげるわ!」と言って曲紹介。
 
クリスマスといえばこのアンチクリスマスソング
[M-10:Hard Days,Holy Night]
メロのsmoothaceのコーラス「特別な日なのに」「すぐに帰ってきて」のところでマイクを観客に向けるアキヒト。
大半の人が歌っていたのでバックコーラスは用意しなくてもいいんじゃないかと思った。
照明は雪が降っているような演出をしてくれたのでより一層クリスマス気分が味わえたよ!
そして曲が終わるとアキヒトとハルイチが二人揃って☆のステージへ。
会場興奮。僕も興奮。
☆ステージの真ん中に着くと水を飲みだすアキヒト。けっこう辛そうだ。そりゃここまでの10曲はほとんど休憩ナシでやってますから。
しばらくの沈黙のあと、ハルイチが静かにギターを語りかけるように弾きだす。
[M-11:新曲?]
単調なイントロ。同じコード進行が何回か繰り返される。
あれ?この曲聴いたことないぞ。わからないままアキヒトが歌いだす。新曲か?
静かなメロディだけどサビで思いっきり熱く、ハードに叫ぶアキヒト。かっこいい。
ハルイチも思いっきり激しく、荒れ狂うようにギターを鳴らす。
みんな何の曲かわからないままだけど曲を聴こうとまっすぐ目を向け、耳を傾ける。
☆のステージの真ん中で互いに背を向け合い、全ての観客に精一杯アピールする二人
ハードなサビのあとのアウトロはイントロと同じコード進行。なんかいい感じのハードロックな曲でしたよ(しっかりレポしろよ
今までのポルノにはない感じの曲でした。リリースはいつ頃でしょうか?
 
曲が終了すると二人は元のステージに戻っていく、と同時に会場が暗転。
スクリーンには不思議な模様が浮かぶ。するとインスト曲[M-12:awe]が流れ出しました。
すごい、当然だけどCDで聴くより何十倍もおどろおどしい。生だとゾクゾク感が増しますね。
森に迷い込むような感覚に陥る。ちょっと怖い。
aweの最後の心臓の鼓動が場内に響き渡る。何かが近づいてくるような、いや遠くなってしまうようなそんな感覚。
鼓動の音が遠くなると[M-13:音のない森]のイントロが。
緑のレーザーライトがステージを照らしていっそう森の中の恐怖を演出している。畏れもあるけどそれより感動のほうが大きい。
この曲ではアキヒトもギターを手にしてました。
「月の灯り頼りに・・・」と静かに謳い出すアキヒト。さっきの曲(M-11)は「音のない森」と構成が似ているなぁと思った。
曲自体は違うんだけど作り方、魅せ方が似てると思った。
2番の歌詞の終わり、「確かな鼓動だけ聞こえた」のあといきなり転調。
キーボードのただすけが音のない森とは違うメロディを奏で出す。ライブアレンジだ。
間奏がかなり長くアレンジされています、イメージは森の最深部にいるような感じ。
同じメロディを何度も何度も繰り返し、アキヒトはファルセットでコーラス。めちゃめちゃ鳥肌MAX。
「Hard〜」までの軽快さが嘘のように気持ち悪さが伝わってきます。さすが「音のない森」。
照明も緑から真っ赤に変わっていくのが雰囲気をより一層高めていきました。
このゾクゾク感は生のライヴでしか味わえない、貴重な体験でした。
3分以上同じメロディがリピートされたあと「過ぎて行く時間にも〜」とラストのサビが始まりました。
そして最後の「そしてまた歩き出そう 先はまだ果てなく永い 僕たちはまだ森の中 抜け出そう 陽のあたる場所へ」のフレーズは
アキヒトの声のみのアカペラでゆっくり丁寧に歌い上げているのが印象的でした。原曲とは比べものにならないくらいスローで
力強いアキヒトの声だけが場内に響き渡っていました。森から這い出るようなそんなイメージ。感動的過ぎます。&カッコよすぎます。
僕の後ろの女の子が泣いてました。前の女の子も泣いてました。隣のおっさんは微動だにせず(笑
もうちょっと感情移入してもよろしいんじゃないの?と思ってたら次の曲に。
 
音のない森」のあと、スクリーンにはシスターで使用されたあの楽器が映し出されました。なんていう楽器だっけ?忘れちゃった。
「たんたたたんたんたたたたたん たたたたたたたたん!(表現しづらい)」と前奏がいつもより長かったです。
新生ポルノのリ・スタートシングル[M-14:シスター]が始まりました。
メインメロディを笑顔でヴァイオリンを弾くNAOTOがカッコよかった。
すいません、この曲の記憶はかなり曖昧です。ホントごめんなさい。音森の余韻に浸ってました・・・
 
シスターが終わるとハルイチアコースティックギターに持ち替えてました。
アキヒトが合図すると聞き覚えのあるイントロが。
[M-15:アゲハ蝶]
ヒラリヒラリと舞い遊ぶように〜♪と余裕で歌い上げるアキヒト。すげぇぇぇぇ!!
ここからじゃ見えないけど絶対血管浮いてますよ。サビの所は力み過ぎくらいに熱唱してました。
そしてやっぱり間奏の「ラーラーラー♪」さすがミリオンヒットシングル、知らない人はいないよね。みんなで大合唱しました。
アゲハ蝶では特に凝ったアレンジはナシ。5thツアーの時はややゆっくり目にアレンジされてたけど
今回のPURPLE'Sでは基本的にどの曲も原曲を少しいじった程度みたい。大きな変化は見られなかった。
音のない森は間奏で大きなアレンジがあったけど間奏以外は74ersとほぼ同じ。
 
ここでMC。
アキヒト:「ポルノグラフィティ5周年ライブということで・・・」とお礼を言いながら
10年前、ハタチの時にバンドを始めた話や城天で日曜日に活動してた話。
ハルイチがデモテープを作って配りに行く話しなどの思い出話が語られてました。
(長かったので要点しか覚えてませんです。ホンマすんませんです。)
 
そして、「5周年記念ライブに来てもらったので・・・新曲を!」とアキヒト。
会場騒然!僕はさっきの曲は新曲違ったんかい?あれは新曲じゃなくて未発表曲??
と疑問に思いながらも大興奮。前日に会報で新曲が出ることが発表されてたからある程度予想はしてたけど
いざ、アキヒトの口から「新曲」の言葉が出るとやっぱり嬉しい。気になるタイトルは・・・
アキヒト:「それじゃぁ行きましょう、ネオメロドラマティーッック!!」
 
ということで2005年1月からO.A.されるダイハツMOVEのCMソング[M-16:新曲?]がスタート。
スクリーンには炎がメラメラと燃え盛る映像が流れ、ハイスピードのテンポに乗せて
早口で謳うアキヒト。アゲハ蝶の後なのにこんなアップテンポを謳えるアキヒトを改めてすごいと思った。
初めてこの曲聴いたんだけどファーストインプレッションはまほろば○△+狼な感じがした。
2回目(CD音源)で聴くとまた変わってくると思ったけどとりあえずライブver.はそんな感じ。
なかなかいい曲だなって思った。リリースが楽しみになってきた。
印象に残ってるのはサビの最後にネオメロドラマティックって歌ってたこと。歌詞は聞き取れたけど覚えられません・・・
歌詞自体は幸せ〜より言葉が多かったです。ポルノ史上5本の指に入るほどのアップテンポじゃないでしょうか。
サビの最後は「ネオメロドラマティーック!」とシャウトするのが印象的でした。
 
ネオメロドラマティックが終わると間髪入れず次の曲に。
マニピュレートのNang-Changとドラムのポンプさんが暴れだす(笑)流れてきた曲は[M-17:ヒトリノ夜]
キーが高いからライブではあまりやらないから今回聴けて良かった。しかも74ersでは「幸せ〜」をキー下げて歌ってたのに
ヒトリノ夜」はキー調整は多分してなかったと思う。なのに「ロンリーロンリー」の所でも声がそんなに潰れてなかった。
アポロ(M-9)といいヒトリノ夜といい、初期の曲は最近のライブでやらないからめっちゃ嬉しかったわ。
さすが5thAnniversary。オープニングでアキヒトが言った「盛りだくさん」具合が見事いい感じでキてくれてます。
 
そのままのテンションで[M-18:Mugen]に。
リリースから一度もセットリストから外されてないのでライブ慣れしてて聴いてる方も自然と体がノれる。
「ウォーオーオーオオーオー!」の所でみんな一緒に天に拳を突き上げるのが楽しい!やっぱこの曲はノリノリになれていい。
間奏のギターソロでのハルイチの壊れ具合といい会場の一体感といいMugenは気持ちよかったです。
アウトロはCD音源より長い「ウォーオー・・・」で完結。この時ベースのもりおの音がちょっとおかしかったです。ハプニングか??
 
そのまま休憩ナシで次の曲[M-19:メリッサ]に。さすがにアキヒトもしんどそう。。。
アキヒト一人で☆のステージまで駆け抜けるとハルイチともりおがステージ中央にスタンバイ。
そのとき、ここで致命的なハプニングwメリッサのイントロのもりおのベース音が出ない(笑)
ハルイチのギターのみで始まっちゃいましたwアキヒトは笑いながら「君の手っで〜♪」と歌いだす。
もりおはひたすら謝りながら演奏してました。横でハルイチが笑いながら
「鳥を夕闇に見送った〜♪」のあたりでアキヒトもステージに戻りました。
間奏部分ではさっきのを挽回するように一生懸命演奏するもりお。この瞬間もりおファンになったw
 
ここでMC。
さっきのもりおの失敗には触れず。
アキヒトが「5年経った今、この曲をポルノグラフィティとして演れることが本当に嬉しいです。」というような言葉を話す。(あんまり覚えてないです・・・
次の曲が本編のラストという事もあってみんな必死にMCに耳を傾ける。この時僕はセットリストをメモってました。重ね重ねホンマすんません。
デビュー5周年記念ライブという事で、メンバーのMCもこういったお礼の事とか5年間を振り返る話が多かったです。当然か。
 
[M-20:黄昏ロマンス]
暗闇の中ステージ中央からオレンジ(黄昏)の照明が溢れ出して曲がスタート。
実はこの曲あまり好きじゃなかったんだけどMCで聞いた話や周りの人たちが泣きながら聴いてるのを見て僕もまた泣いちゃった。
照明もずっと黄昏色、一色でした。一言で表すにはもったいないけど"最高"としか言いようがない。
本当にただ盛り上がれる記念ライブではなくメモリアルライブといった方が正しいかもしれない。そんなライブでした。
 
曲終了後。
アキヒトが「ありがとうございました!!」といって一旦メンバー、サポメンが退場。
するとすぐに「ポルノ!」「ポルノ!」とアンコールの声が。
そういえば全然座ってないからめちゃくちゃひざが痛い。でもみんな座らないから僕も座らんとこ!って思って隣見たら
おっさんは座ってらっしゃる。周りに流されないおっさん・・・素敵やわ。
しばらくすると照明が点灯。場内がざわめきだす。
アキヒトとハルイチ阪神タイガースの福原(アキヒト)と関本(ハルイチ)のユニホームで登場。
アキヒト:「アンコールありがとう!やっぱ呼んでくれると嬉しいね。」
「実は昨日(22日)阪神の選手が観に来てくれましてユニホームを頂いたんですよ。でね、せっかくだから今日着てみました」
確かこのあたりでメンバー紹介だったと思います(ちょっと曖昧
左からただすけ、もりお、NAOTO、ポンプさん、Nang-Changの順に紹介。
サポメンを紹介し終わると次の曲に行こうとするアキヒト。
サポメンのみなさんが笑いながらハルイチのほうを指差す。ここのやり取りがおもしろかったです。
アキヒト:「っとポルノグラフィティを紹介するのを忘れてましたぁぁぁぁ(焦)」
会場大爆笑。隅っこでスネるハルイチがかなり可愛かった。とても30には見えん。
ステージ中央でアキヒトが土下座して謝るがハルイチは完全にスネちゃってましたw
アキヒト:「すねてしもうたから、みんなで呼んでやってくれ!」
アキヒト:「ギター?on?」
観客:「ハルイチーー!」
アキヒト:「ギターー?オーン?」
観客:「ハルイチーー!!」
アキヒト:「おお、ちょっと微笑みかけてきた、けどまだ足らん!ギター??オーン??」
観客:「ハルイチーーー!!!」
すると笑いながらハルイチがマイクに向かう。
ハルイチ:「うぃーっす」
観客:「うぃーっす」(←みんなに言わせる)
ハルイチ:「ちぃーっす」
ハルイチ:「ぽろりーっす」
ハルイチ:「ぽんぽろりーっす」(←だんだんみんなが言えなくなってくる)
ハルイチ:「ちj♀ぐ%#♂じょりーっす」
ハルイチ自身が笑ってしまいちゃんと言えない(笑)
場内はみんな笑いっぱなしでした。
と、ここでまたもやサプライズ。
アキヒト:「せっかくなんでここでまた新しい曲を!」
場内、さらに騒然。
僕も頭くらくら、ここでまた新曲を解き放たれるとは・・・前2曲が記憶から消えていくんですけど・・・
早速新曲披露[EN-1:新曲?]
歌詞の中に「スタジアム」っていう言葉がありました。ということはタイアップがつくとすればスポーツ関連??
曲はそこそこのアップテンポ。でもあまり印象に残らなかったかな。前2曲の新曲が良かったのもあるので・・・。
曲が終わるとユニホームを脱ぎだす二人。先に脱ぎ終わったハルイチがアキヒトのズボンを下ろそうとしてました。
30歳にもなって何やってんだ!って感じですが会場が大ウケだったのでよしとしよう。それにしてもホントにコントっぽいな。
 
PURPLE'Sラストの曲はやっぱりひたすら盛り上がる[EN-2:ジレンマ]
アキヒトがメロディに乗せて「跳べ!飛べ!」という前からみんな飛びまくりw
一番ライブ慣れしてるのもあってひたすら盛り上がる。
間奏部分ではサポメンも合わせてのソロ廻し。今回は二人ずつ廻していました。
もうひたすら飛び回っていたので記憶にございません。
ただ、この曲になっても手拍子だった人が居て少々残念だったかな・・・。

曲が終わるとメンバーとサポメンが楽器を置いてステージ中央に。
真ん中はアキヒトとハルイチに挟まれたもりおが。深々とお辞儀してました。さっきのメリッサ(M-19)の件か(笑)
そして7人で手を繋いでお辞儀。こちらこそありがとうございましたー。
アキヒトとハルイチを残してサポメンは退場。去り際にポンプさんが投げキッスしてました。40歳には見えないよ。
サポメンが退場し終わると二人は☆ステージに。
アキヒトがマイクなしの生声で「また逢いましょう!!」と言うと場内に歓声が響き渡りました。
続いてハルイチが何か言おうとすると客席から「ごきげんよう!」と男の声が。
またスネるハルイチ(笑)アキヒトが必死に男に謝るように促しながらアキヒトも謝ってました。
場内は爆笑の渦。しぶしぶ戻ってきたハルイチが「来年もよろしくぅ!」と言うが客席の笑い声であまり聞き取れず。
中途半端な形で終わっちゃいました。客出し曲はジョン・レノンの「Happy Xmas」。確かメンバーはビートルズが好きだったよね。
BEST盤もAPPLEだったし。クリスマスシーズンにはぴったりなナンバーが流れながら退場。
 
こんな感じの記念ライブでした。新曲はきっとやるだろうと予想していたけど3曲も聴けてサイコーでした。
MCも多くて良かった(多いが故に覚えられなかったんだけれども
2人になってから漫才コンビみたいになってました。MCでも自分たちで言ってた気がする。
 
今回のライブは5thAnniversaryという事でシングルを中心に演ってくれたのですごく盛り上がれました。
Tamaちゃんが脱退したので、Tama曲がほとんどセットリストから抜けていました。
中でも「幸せについて本気出して考えてみた」までもをセトリから外したのは意外でしたが・・・。
最近のライブではあまり演らない「ヒトリノ夜」なんかも聴けたし、なにより新曲3曲を放ってくれたのにはスペシャル感も倍増w
2時間半ほどのライブでしたが本当に楽しかったです。初の2人でのリ・スタートライブに立ち会えただけでも幸せでした。
 
というわけで初めてライブレポートなんてものを書いてみました。
いろいろ他のサイトさんのレポートを参考にしようと思ったのですが、事実しか書いてないものが大半だったので
自分の感想を交えつつ書いてみました。盛り上がり過ぎて思い出せないところもあるので思い出したら追記したり書き直したりすると思います。
かなり長文でしたが読んでくれた人、ありがとう。結構急いで書き上げたので文章めためたですけど、雰囲気だけでも伝われば・・・と思ってます。

SET LIST IN PURPLE'S OSAKA-JO HALL 2nd STAGE

  1. ミュージック・アワー
  2. まほろば○△
  3. フィルムズ
  4. サウダージ
  5. 天気職人
  6. 愛が呼ぶほうへ
  7. Sheep〜song of teenage love soldier〜
  8. Century Lovers
  9. アポロ
  10. Hard Days,Holy Night
  11. 新曲?(東京ランドスケープ)
  12. awe
  13. 音のない森
  14. シスター
  15. アゲハ蝶
  16. 新曲?(ネオメロドラマティック)
  17. ヒトリノ夜
  18. Mugen
  19. メリッサ
  20. 黄昏ロマンス

EN

  1. 新曲?(プッシュプレイ)
  2. ジレンマ

member
 

  • Porno Graffitti
    • Vocal&Guitar:Akihito Okano
    • Guitar&Chorus:Haruichi Shindo

 

  • Musicians
    • Drums:Takahiko".PUMP"Obata
    • Manipulator/Other instruments:Nang-Chang
    • Viollin:NAOTO
    • Keyboards:Tadasuke
    • Bass:MORIO

↑クリックすると大きい画像が表示されます(サイズが大きいので注意)